2009年11月20日

NLPの1980年代

NLPは1970年代に生まれた療法です。

1975年にジョン・グリンダー氏とリチャード・バンドラー氏が着手し、三人の天才セラピストを分析して、いわゆる天才が使用する言葉の使い方、あるいは言葉ではないノンバーバルの使い方、無意識の活用の仕方を分析・解析し、そしてプログラムとして体系化したものがNLP、神経言語プログラミングです。

1970年代にその礎を築き上げた二人は、ロバート・ディルツ氏、ジュディス・ディロージャ氏を迎えて、1980年に四人でひとつの著書を完成させます。

それが『Neuro-Linguistic Programming vol.1』という本です。

この本が出版された事で、NLPは世界的に知られる事になりました。

著者となった四人はNLPの第1世代を築き上げた人物達として、『NLP四天王』と言われるようになります。


1980年代のNLPは、この『Neuro-Linguistic Programming vol.1』によって幕を開けました。


それ以降、しばらくはこの本がNLPそのものといって良い時代が続きます。
しかし、1980年代も後半に差し掛かってくると、さらなる発展を遂げる事になります。
NLP第2世代に突入していくのです。


第1世代のNLPは心理的治療に特化していたのに対し、第2世代のNLPはそれをさらに広い分野に応用していくという試みがなされました。


これによって、NLPは療法というだけでなく、コミュニケーションの1つとしても確立していくことになりました。



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Posted by Gene at 21:39 │Comments(0)NLPの歴史
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