2009年12月16日

ニューロ・ロジカル・レベル モデル

NLPはこれまでの研究において、様々な体系を作り上げてきました。
その中のひとつに『ニューロ・ロジカル・レベル』というモデルがあります。

このニューロ・ロジカル・レベルというのは、ロバート・ディルツという方が発明したNLPモデルです。
人間の行動、及び心理の原則を6つの意識レベルに分け、そのどれを重視し、尊重するかによってその人の性質を分析するというものです。

NLPのニューロ・ロジカル・レベルにおける6つの意識レベルは、以下の通りです。

・能力
・行動
・信念、価値観
・自己認識
・環境
・スピリチュアル

能力というのは、そのまま『才能』や『リソース』などの能力そのもののことです。
英語でいう『How?(どのように?)』を意識するレベルとなっています。

行動は、『振る舞い』『行為』などのことです。
『What?(何を?)』という点を意識します

信念、価値観は、『信じる事』『価値』を重視します。
『Why?(なぜ?)』という考えを意識するレベルです。

自己認識は、『自分の役割』『目的』などです。
これは『Who?(私は何者?)』という意識レベルの事を指します。

環境は、五感の意識です。
見えるものや聞こえるものなどを意識します。
『When?(いつ?)』『Where?(どこ?)』といった意識レベルになります。

スピリチュアルは、共通世界、すなわち宇宙、地球、国、会社、学校内における自分を意識するというものです。
『Being(在り方)』を意識するレベルです。

この何を重視しているかによって、その人の感じ方、考え方が異なるというものです。
NLPの概念の基本のひとつですね。



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Posted by Gene at 18:02 │NLPモデル