2009年11月26日

アイ・アクセシング・キューとは

NLPには、人間の心理を知るための様々なテクニックがあります。
これを利用する事で、人間の心理と行動の関連、人間の心と身体のつながり、あるいは環境や文化とのかかわりなど、様々な体系を作り出すことに成功しました。

では、その中の基本テクニックである『アイ・アクセシング・キュー』を例に挙げ、その一端をのぞいてみましょう。


アイ・アクセシング・キューというのは、NLPにおける基本技術のひとつです。
目の動く方向を見ることで、現在の心理のベクトルを読むというものです。


目は口ほどにものをいう、ということわざがありますよね。
これは非常に優れた言葉です。

人間の心理は目にかなり出るというのは、このNLPの技術でも明らかになっています。
つまり、真理を見事に捉えたことわざという事です。
昔の人の洞察力は立派ですね。


そういったことわざもあるように、目の動きというのは古くからその人間の多くをあらわしているものとして認知されています。
それを具体的に体系化しようというのがアイ・アクセシング・キューのアプローチです。


具体的な例を挙げると、目が左に動いた時は過去、右に動いた時は未来に心理状態が傾いているそうです。

また、左右に動いている場合は聴覚が、上に動いている場合は視覚が働いている状態という事のようです。

下の場合は身体感覚、あるいは内的会話を行っていると解釈されています。
最後のなどは経験がある人も多いでしょう。
想像、妄想をする人は大抵下を向いていますよね。



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Posted by Gene at 17:03 │NLPの活用